形を見ることができる達成感があります。

願永涼太さん

バリ取り/3年

 書道十段の腕前の願永さん。書道の師匠のご縁で隣町の飯南高校に進学すると、放送部に所属するなど活発な高校時代を過ごしたそうです。実家の吉田町に近いところでの就職を考える中で、協栄金属の話しを聞かれたそうです。その時、お話ししていた森山部長の明るく元気で楽しそうな雰囲気に惹かれて、入社を希望されました。
 現在はバリ取りという、レーザーやパンチで切られた鉄板の切り口をサンダーで磨いて、仕上げる仕事をしています。始めは簡単だと思ったそうですが、やってみると奥が深く、ただ削るのではなく、角度や強度を変えて、より速く美しく仕上げる工夫をしているとのこと。その方法は、先輩たちに教えてもらったことと、自分がやりやすいようなやり方とを掛け合わせ見つけているそうです。そこでは書道で培われた、綺麗な字を書くことと、自分らしさを表現することを探求してきたことが活かされています。
 協栄金属は、森山部長から受けた印象そのままの会社で、仕事がオンの時も、オフの時も楽しんでいらっしゃいます。

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この仕事のやりがい

 自分ができる技術が身について、人から頼まれることが増えると嬉しいです。信頼され、必要とされることが喜びです。

この仕事の苦労

 同じ姿勢での作業が続くので、首が痛くなったりします。休み休みしながら、先輩にもコツを聞いたりしています。

個人目標

 まだまだわからないことが多いので、やれることを増やして、自分でどんどんできるように自立していきたいです。

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