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体を動かして作業するのって楽しいし、
人間らしいと思うんですよね。生きがいです。
坪倉史朗さん
納品業務/1年半
できあがった製品をトラックに積み込んで、お客様のもとまで納品することを担当する坪倉さん。20代からトラックに乗り、自営でも10年やって来られたというベテランドライバーです。右手に障がいがある坪倉さんですが、持ち前の明るさと魅力的な人柄で、入社わずか1年でサブリーダーに大抜擢。今では業務課の中心的な存在です。
掛合町出身。高校を出てからはずっと県外で、約10年前に故郷に帰ってきたそうです。仕事の傍らではげむ農業は、田んぼがなんと1町6反!その他ソバや苗づくりにも取り組んでいて、朝起きるとまずは田畑の作業をひと仕事。それから朝ごはんを食べて出勤されているのだそうです。「忙しくて大変じゃないですか?」と聞いたところ、「体を動かして作業するのって楽しいし、人間らしいと思うんですよね。生きがいです。」とにっこりされました。
納品業務は製品を積み込むことから始まります。フォークリフトを自在に操り、ピタッと収まるように荷を置き、運転中の振動も考えて、製品が美しいままにお届けできるよう、細心の注意が払われます。取材をしたのは暑い日でしたが、涼しい顔で作業される姿から、ベテランならではの安定感が醸し出されていました。
この仕事のやりがい
お客様のところに到着して荷台を開けた時、荷崩れすることなく、破損なく、積んでいった状態だと、ホッとして嬉しくなります。
この仕事の苦労
いろいろな形や重さ、性質の製品を運ぶので、梱包はどうするか、限られたスペースにいかに積むか、荷によって心配りが変わるところです。それが面白さでもありますが。
個人目標
若い人に仕事を覚えてもらえるよう、後輩の指導に努めたいです。輸送未経験の人にも一から教えて・・・輸送に関連する機械の保守点検なども伝えたいですね。機械の異常が早めにわかるようになると、整備の時間もコストも小さくできますから。