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覚えることがたくさんあって、奥が深い
柳楽治美さん
ベース加工/1年半
パンチング、プレス、自動タップ、タップ・・・いくつもの機械を使いこなし、ラインで活躍する柳楽さん。実は知的障がいがあるのだそうです。これまでは清掃などの仕事をされてきましたが、施設の実習で訪れ、プレスをやってみたら「できた!」ことがきっかけとなり、以前から工場で働いてみたい気持ちもあって、協栄金属に入社されました。
初めはプレスだけの仕事をしていましたが、半年前から他の機械の使い方も覚えて、ベースの加工ができるようになりました。リーダーさんを始め、周りの方が明るく優しくわかりやすく教えてくれるのだそうです。
やわらかな笑顔が印象的な柳楽さんですが、現場に入ると途端に表情がキリッとされました。手早く機械を操作すると、製品の状態を鋭い眼差しで確認して加工を進めていきます。その仕事ぶりにはハンディキャップは感じられず、良き環境があれば障がいは個性になって行くのを実感しました。
休日はドライブで気分転換したり、ゆっくり体を休めたり、心身を整えて過ごすそうです。子どもの頃から好きだったものづくりの仕事を、とても大事に取り組んでおられます。
この仕事のやりがい
いろいろな機械を使えるようになることが楽しく、覚えることがたくさんあって、奥が深いところです。
この仕事の苦労
機械の金型が何百種類もあって、これを覚えることが課題です。今はリーダーさんに見てもらって、確認しています。
個人目標
しっかり覚えて、自分ができることを増やしていきたいです。